寝る前の一服の真実。あなたの質のいい眠りを奪っているかも
こんばんは。高知の睡眠の専門家のなかむらです。
今回は、私たちの大切な睡眠と、意外に知られていない喫煙の影響、
そして快眠のためのおすすめの習慣についてお伝えします。
あなたも、より質の高い眠りを迎えるためのステップを一緒に学んでみませんか？」
寝る前の一服、本当に心地良いのですか？
寝る前のタバコが心地良く感じるのは、多くの方が感じること。
しかし、実際のところ、ニコチンは覚醒作用が強く、
私たちの身体にとってはリラックスさせる要素よりも、目を覚まさせる要素が強いのです。
たとえば、ニコチンは私たちの体内で約2時間の半減期を持つと言われています。
そのため、寝る1～2時間前にタバコを吸うと、眠りへの影響が出やすいのです。
更に、タバコによって血圧や心拍数が上昇し、
まるで激しい運動をした後のような興奮状態に。
これは、深い眠りを邪魔する大きな要因となります。
事実、喫煙者は非喫煙者に比べて、寝つきが平均で5分長く、
総睡眠時間も14分短くなることが研究で示されています。
喫煙者は睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高い
タバコを吸うと、気道に慢性的な炎症が起きてしまうことがあるのです。
この炎症は、気道をむくませ、狭めることがあります。
このように狭まった気道は、空気の流れを制限し、
無呼吸のリスクを増加させます。
実際、喫煙者は非喫煙者よりも、
睡眠時無呼吸症候群のリスクが高くなると言われています。
快眠のための寝る前の習慣
１ 朝、太陽の光を感じること
太陽の優しい光は、私たちの体内時計をリセットしてくれる魔法のような力を持っています。
実は、私たちの体のリズムは約25時間なんですよ。
朝、窓を開けて太陽の光を浴びることで、こ
のリズムを24時間に整え、一日をリフレッシュして始めることができます。
２ 寝る前のブルーライトは控えめに
夜の時間、スマホやパソコンの画面からのブルーライトは、
私たちの眠りの質を損なうことがあります。
なぜなら、ブルーライトは私たちの睡眠をサポートするホルモンメラトニンの分泌を遅らせてしまうからなんです。
だから、寝る前１時間はデジタルデバイスとの距離をとることをおすすめいたします。
３ 寝る前の入浴、ちょうど良いタイミングは
入浴は、寝る約90分前がベスト。体がポカポカに温まり、
ベッドに入る頃には心地よい眠気を感じるようになります。
心と体がリラックスする時間、ぜひ大切にしてくださいね。
４ 食事は寝る3時間前に
夜のお食事、美味しいとついつい時間を忘れてしまいますよね。
しかし、寝る前の食事は消化に時間がかかり、眠りを妨げることが。
皆様の美しい夜のために、食事は寝る3時間前に終わらせることを心がけてみてください。
禁煙と快眠の関係を知る
タバコを止めるという決断は、質のよい眠りへの第一歩です。
しかしながら、禁煙の過程で遭遇する禁断症状は、確かに辛いもの。
初めの数日間、夜中に目が覚めることが増え、
日中の眠気も感じやすくなることがあるのは、その証拠です。
しかし、心配ご無用。一人での禁煙が難しい場合は、
専門の禁煙外来を受診することや、地元の薬局での相談も大変助けになります。
多くの専門家が、皆様の新しい生活、そしてより良い眠りをサポートしてくれるでしょう。
まとめ
寝る前のタバコは眠りの質を低下させます
。しかし、朝の太陽、ブルーライト控え、適切な入浴・食事で良質な睡眠を。
タバコをやめることは新しい生活の一歩。健やかな日々と心地よい眠りのため、禁煙を考えませんか？
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